学校やその他、子どもと関わる現場に勤務していると、児童・生徒が他機関で知能検査を受けた結果を持って くることがよくあります。しかし、自分自身が知能検査に習熟していない場合、スコアや所見をみても「よくわからない」と、感じることも少なくありません。また、フィードバックの文章が分かりにくかったり、毎日の子どもの姿にどのように 結び付けたらよいのか戸惑ったり、検査結果が意味するところをもうちょっと深く理解したい、などとあれこれ悩むこと もあります。
また、学校の教職員や心理職以外の人から検査結果について質問されて、「どう説明したらよいのか」と考え込むこともあるでしょう。
昨年は理論的背景の理解を中心にした「WISC-Ⅳ 研修会 Ⅰ」を開催し、好評でした。今年度は、事例検討を通し、WISC-Ⅳの理解を深め、さらに子どもたちの実像に近づくことを目指します。
この研修会は、他機関で受けた知能検査の結果を取り扱うことが想定されるスクールカウンセラーなどの臨床家を対象としています。
参加者の数を限定し、ケース検討の時間をたっぷり取り、質問も交えながら、確かな生きた理解が進む講座です。どうぞご参加ください。
【講師】 | 大六一志先生 臨床心理士、臨床発達心理士、特別支援教育スーパーヴァイザー、 日本版 WISC-Ⅳなどの刊行委員。 NPO 法人 LD・Dyslexia センター顧問 放送大学客員教授 元筑波大学教授 |
【募集人数】 | 37人 ※定員を超えた場合の参加の可否は、お申込者の領域を参考にし、 こちらで決めさせていただきます。 |
【参加費用】 | 26,000円 |
【プログラム】 | 第一日目 午前 アセスメント結果の報告の仕方(含む演習) 午後 ケース検討(1) 質疑応答 第二日目 午前 ケース検討(2) 午後 ケース検討(3) 質問お答えアワー (この際、聞いちゃえ、こんな事、あんな疑問) |
【開催日時】 | 第一回 2019 年 12 月 22 日 日曜日 10:00~16:30 第二回 2020 年 1月 19 日 日曜日 10:00~16:30 ※一回のみの参加は受け付けていません |
【会場】 | 第一回 2019 年 12 月 22 日 日曜日 オリンピック記念青少年総合センター センター棟 513 〒151-0052 東京都渋谷区代々木神園町 3-1 ※「成子坂の会」で登録しています 第二回 2020 年 1 月 19 日 日曜日 ワイム貸会議室四谷三丁目 ルーム D 〒160-0004 東京都新宿区四谷 3-12 丸正総本店ビル 6F ※ 丸の内線四谷三丁目下車 1 番出口 徒歩 1 分 |
【参加資格】 | 原則として臨床心理士、公認心理師、現場を持っている方 |
【申込方法】 | 申込みは終了いたしました。 |
【申し込み締め切り】 | 2019年9月20日 金曜日 |
【受講の連絡・受講手続き】 | *2019年9月30日月曜日までに申込者全員に、郵送で参加の可否の結果をお送りします。 *受講可能の連絡が届いた方は、参加費用を 10 月 15 日火曜日までに、結果の連絡に記載してある指定の口座に振り込んでください。この手続きが終わった段階で、申し込み完了となります。 *期日が過ぎても連絡が届かないときは恐れ入りますが、メールにてお問合せください。 |